こんにちは!
釣り勉強中のshinoです。
先日、釣り糸の種類について解説しました。
興味のある方は以下の記事でどうぞ!
しかし、まだどの糸を使えばいいのか、判断しきれないのではないでしょうか。
糸の違いや特徴はわかったけど、釣具屋さんで糸選べるかと言われたらまだ無理かも…
どの強さ(太さ)の糸を使えばいい解らないから、ではないでしょうか!
糸を選ぶ基準として、糸の素材や特徴だけではなく、重要な項目の一つとして糸の強さ(太さ)があります。
釣りでは、釣る魚や釣具によって糸を替える必要があります。
今回は
- 糸の強さ(太さ)の単位
- 糸の強さ(太さ)の比較
- 必要な強さ(太さ)の目安
について解説していこうと思います。
糸の強さの単位
糸の強さの単位は一般的に、
- 号
- lb(ポンド)
の二種類で表記されています。
号は、1号で直径0.165mm、lbは1lbの重さで切れる強度を表しています。
<lb(ポンド)とは>
重さの単位で、1lb=約0.454kgです。
つまり
- 号→糸の太さが基準
- lb→糸の引っ張り強度
を表している単位になります。
なので、パッケージに書いてある単位がlbの場合は、糸がどんな種類でもlbが同じなら同じ強さになるんですが、号の場合は同じ号数でも糸によって強度が変わるので、同じ強さとは限らないため注意が必要です。
糸の強さは本当にややこしくて難しいですよね…
私も苦戦しています…
一般的にナイロンラインとPEラインは号で表示し、フロロカーボンはlbで表示されることが多いです。
糸の強さの比較
糸の強さは糸の種類によって変わってきます。特に号では同じ号数でも強さが変わるため、注意が必要です。
一般的によく使われる3種類の糸、
- ナイロン
- PE
- フロロカーボン
の糸の関係は以下のようになっています。
ナイロン | PE | lb(フロロカーボン) |
---|---|---|
1号 | 0.4号 | 4lb(≒1号) |
それぞれの糸を同じ強度のもので並べるとこのようになります。
ナイロンとフロロカーボンの強さはほぼ同じということになります。
- ナイロン→ 号数 × 4 = lb
- PEライン→ 号数 × 10 = lb
上記の計算式を覚えておけば、簡単に釣具屋さんで糸の強さの換算をできるようになりますよ!
必要な強さ(太さ)の目安
糸の種類と単位について知っていただきましたが、実際にどの釣りでどの程度の強さの糸を使うのか、目安がないと解らないと思います。
単位と種類だけ知ってても、使えないですよね!
釣りをする際に使用する糸は、大きくわけて、メインライン(道糸)とショックリーダー(ハリス)があります。
<メインライン(道糸)とは>
リールに直接巻かれている糸のことです。どのくらい糸を海に投入しているか分かり易いように、10mごとなど色がついていることがあります。
<ショックリーダー(ハリス)とは>
メインラインの先につける糸のことで、ショックリーダーは主にルアー釣りの用語です。仕掛けに直接結ぶ糸で、衝撃や岩などの擦れに強い糸を使用します。
ハリスは直接針がついている糸のことを言います。
厳密にはショックリーダーとハリスは違うもののようですが、ややこしいのでほぼ同義として扱います。ごめんなさい。笑
メインラインとショックリーダーの糸の強さにはバランスがあって、
メインラインにPEラインを使用する場合
↓
ショックリーダーの強さはその2倍のもの
と、一応言われています。
サビキ釣りで必要な号数
サビキ釣りは初心者でも簡単に始められる最もポピュラーな釣りです。
サビキ釣りについては以下の記事で解説しています。
サビキ釣りで使用する糸は基本なんでもOKです。
しかし、カゴのおもりをつけて行うので、それなりの強度は必要になってきます。
目安として、ナイロンライン2号くらいあれば十分だと思います。
もちろんPEでもOKです!
私はPEの使い勝手がいいと思っているので、リールの糸は全てPEです。笑
PEラインを使用する場合は他の釣りにも流用できる1〜1.5号くらいを使用するのがおすすめです。
- ナイロンライン → 2号
- PEライン → 1〜1.5号
を使用するのがおすすめ!
アジング・ニジマス釣りの号数
アジングとニジマス釣りのルアー釣りでは、同じような仕掛けの流用で問題ないと思います。
アジングについては以下の記事を参考にしてください。
アジは非常に繊細な魚なので、糸はできるだけ細い方が良いです。
メインラインはPEラインで0.1〜0.3号程度、ショックリーダーはフロロカーボンで0.8〜1.0号(4lb)程度がいいと思います。
ニジマス釣りにも流用する場合はメインラインはもう少し太いものを選ぶのが良いと思います。
糸は細い方がアジの食いがよくて釣果に繋がると思いますが、初心者にはめちゃくちゃ扱いにくいです…
なので、PE0.6号とか、少し太めのものを使用しても釣れますのでおすすめですよ!
ニジマス釣りへの流用もそのほうがしやすいです!
- メインラインはPE0.1〜0.3号、ショックリーダーはフロロカーボン0.8号から1号程度
- 初心者はPE 0.6号程度でも問題なし
ショアジギングに必要な号数
ジギングでは狙う魚も大きいものが多いため、糸も太いものを選ぶ必要があります。
メインラインはPEラインで1.5〜2号、ショックリーダーはフロロカーボンで28〜40lb程度のものを使用すると良いです。
ブリなどを狙う場合はパワーが強いので、専用のタックルが必要になってきます。
青物はよく走るので、糸の長さも必要になってきますよ!
<走るとは>
青物(ブリ・カンパチ・ヒラマサ)などの回遊魚が、針にかかった時に逃れようとして勢いよく泳いでいく様子を言います。
回遊魚のためパワーが凄まじく、あっという間に数十m糸を出されます。
走るかつ引きがすごいからこそ、ジギングにハマるんですけどね!
PEラインは1.5〜2号、ショックリーダーはフロロカーボンで28〜40lbが目安!
まとめ
今回は糸の強さ(太さ)について解説してきました。
糸って結構奥が深くて難しくないですか?
正直書いている私もややこしくて目が回りそうです笑
糸は釣りにおいて必須のツールですが、そこまで細かく計算しなくても問題ない部分でもあります。
なので、今回解説はしましたが、とりあえず大雑把な理解で問題ないと思います!
糸の太さがあってなくても釣れる時は釣れますし、バラしてしまっても次回に活かせばOKです!
ある程度適当でもなんとかなりますよ笑
楽しむことが大切です!
それでは素晴らしい釣りライフを!